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🐶【犬のストレスサイン10選】気づいてあげたい変化とは?
「なんだか最近、うちの子の様子が変…?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
犬は言葉を話せないぶん、行動や表情でストレスを伝えようとしています。
でもそのサインに気づいてあげないと、慢性的なストレスや体調不良につながることも。
この記事では、犬のストレスサイン10選を豆知識とともにご紹介します。
犬の気持ちを理解して、愛犬との生活をより快適にしていきましょう。
① あくびが増える
「眠いのかな?」と思いがちなあくび。
実は、犬が緊張や不安を感じているときにも出ます。これは「カーミングシグナル」と呼ばれるストレス緩和のボディランゲージです。
こんな時は要注意:
・知らない人と会ったとき
・叱られた後
・動物病院に入る直前
② 身体をブルブル振るわせる(震える)
興奮した後やお風呂のあとに見せるブルブル行動。
でも、何もないときに震えるのは、不安・恐怖・ストレスのサインかもしれません。
豆知識:
寒さ・病気・痛みとの見分けが大事。環境と行動の変化をセットで観察しましょう。
③ 舌をペロッと出す・唇を舐める
頻繁にペロペロと口元を舐める仕草は、緊張のサインです。
他の犬や人と接する場面でよく見られます。
ストレスが強まると:
この行動が何度も繰り返されたり、口をくちゃくちゃさせることも。
④ 体を舐め続ける・噛む
前足やお腹などを執拗に舐めたり噛んだりするのは、ストレスの自己解消行動。
特に夜中や一人でいるときにやる場合は、孤独や不安のサインかも。
豆知識:
この行動が続くと、皮膚炎や脱毛症につながることもあるので注意!
⑤ 落ち着きがなくなる・ウロウロする
家の中をそわそわ歩き回ったり、同じ場所をぐるぐる回るような行動は、心が休まっていない証拠です。
原因の例:
・引っ越しや模様替え
・来客の多さ
・音や光の刺激
対策:
環境を整え、静かな場所を用意してあげましょう。
⑥ 食欲の低下または急増
ストレスがたまると、食欲が落ちる子もいれば、逆に食べ過ぎる子もいます。
特に急な変化は要注意。
豆知識:
食欲の変化は、心の問題だけでなく病気のサインの可能性も。長く続く場合は獣医師へ相談を。
⑦ トイレの失敗が増える
普段きちんとできていたのに粗相が増えるのは、精神的ストレスや混乱のサインです。
例:
・留守番時間が急に長くなった
・新しい家族(人やペット)が増えた
大切なのは叱らず、原因を探ること。
⑧ 無反応になる・引きこもる
いつもは元気なのに反応が薄くなったり、隅っこでじっとしているなら、それは心が疲れている証拠かもしれません。
犬の気持ちのSOSを見逃さないで!
⑨ 吠える頻度が増える/減る
吠える=うるさい、ではなく「何かを伝えたいサイン」かもしれません。
・急に吠え出す → 不安・警戒
・全く吠えなくなる → 心を閉ざしている
豆知識:
吠える原因を探ることで、愛犬のストレス解消のヒントになります。
⑩ 逃げたり隠れたりする
大きな音や知らない人が来たときに逃げる・隠れる行動は、典型的な恐怖ストレス反応です。
特に怖がりな犬は、「いつもと違う何か」に非常に敏感です。
安全な隠れ場所(クレートやベッド)を用意しておくと安心感UP。
【まとめ】ストレスサインを見逃さないことが、愛犬との信頼関係の第一歩
犬のストレスサインは非常に繊細です。
見た目には小さな変化でも、犬にとっては大きなSOSかもしれません。
▼今日からできること:
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行動や表情の“いつもと違う”を観察する
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静かな環境・安心できる場所を作ってあげる
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定期的な運動・遊びでストレス発散
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異常が続く場合は獣医師に相談