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【保存版】プードルのメリット・デメリットを徹底解説!飼う前に知っておきたい豆知識付き
「可愛くて賢い犬」として常に人気ランキング上位にいるプードル(Poodle)。特にトイプードルは日本でも大人気で、街中でもよく見かけますよね。
しかし、その人気の裏側には、飼って初めて分かる意外なデメリットも。この記事では、プードルを飼いたいと思っている方のために、メリット・デメリットを豆知識とともに分かりやすく解説します。
プードルとは?まずは基本情報をチェック!
プードルはフランス原産の犬種で、4つのサイズがあります:
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トイプードル(体重3〜4kg)
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ミニチュアプードル(体重6〜7kg)
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ミディアムプードル(体重8〜15kg)
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スタンダードプードル(体重20〜30kg)
中でも日本で最も人気なのがトイプードルです。
🐾 豆知識: プードルはもともと水辺でカモ猟をするための“ウォーター・ドッグ”。「プードル」という名前はドイツ語の「プーデルン(はねる・水しぶきを立てる)」が語源です。
プードルのメリット
1. 抜け毛がほとんどない!アレルギーにも優しい犬種
プードルはシングルコートの巻き毛で、ほとんど抜け毛がありません。そのため、犬アレルギーの人でも比較的飼いやすいとされています。
2. 知能が高く、しつけやすい!初心者にもおすすめ
スタンリー・コレン博士の「犬の知能ランキング」で、プードルは第2位の高知能犬。物覚えが早く、トイレトレーニングや芸もすぐに覚えてくれます。
🧠 豆知識: プードルは問題解決能力も高く、ドッグショーや競技会でも常連です!
3. 愛情深くて甘えん坊、家族に忠実
プードルは飼い主への愛情が深く、甘えん坊な性格。いつでも人のそばにいたがり、家族と強い絆を築きます。
4. おしゃれなカットが楽しめる犬種
毛が伸び続ける性質のため、さまざまなカットスタイルが可能。テディベアカットやライオンカットなど、見た目を自由にアレンジできるのも人気の理由です。
🐾 豆知識: 狩猟犬時代の名残である“ライオンカット”は、水に入るときに体を冷やしすぎないための工夫でした。
プードルのデメリット
1. 定期的なトリミングが必要でコストがかかる
抜け毛が少ない一方で、毛が伸び続けるため定期的なトリミングが必須。月1回のカットが推奨され、年間で数万円〜十数万円の費用がかかります。
2. 甘やかすと分離不安になる可能性も
プードルは飼い主への依存心が強いため、過度に甘やかすと分離不安になりやすいです。お留守番が苦手な個体も多く、破壊行動や吠え癖が出ることも。
❗ 豆知識: 分離不安は、外出時に静かに出る・留守番練習をすることで予防できます。
3. 運動不足になると問題行動が出ることも
小型犬でも知能が高いため、日常的に運動と刺激が必要です。お散歩だけでなく、知育トイやコマンド遊びで頭を使わせることも大切。
4. 遺伝性疾患に注意が必要
トイプードルは人気が高く、乱繁殖が問題になった時期もあります。その影響で、膝蓋骨脱臼(パテラ)やてんかん、目の病気などのリスクが高め。
🐾 豆知識: 購入時は、遺伝疾患のスクリーニングをしているブリーダーから迎えるのが安心です。
プードルが向いている人・向いていない人
✅ 向いている人
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室内で犬とたくさん触れ合いたい人
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トリミングやおしゃれを楽しみたい人
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賢い犬と一緒に暮らしたい人
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初心者だけど犬をしっかり育てたい人
❌ 向いていない人
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留守が多く、犬に時間をかけられない人
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トリミング代やケアにお金をかけたくない人
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抜け毛がゼロだと思っている人(実際は多少あります)
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落ち着いた犬種を好む人(プードルは活発です)
まとめ:プードルは“かわいくて賢い”理想の家庭犬。でもケアはしっかり!
プードルはその抜け毛の少なさ・高い知能・愛らしい性格から、まさに理想の家庭犬といえる存在です。特にトイプードルは初心者にもおすすめの犬種です。
ただし、定期的なトリミングやメンタルケアなど、飼い主側の責任も大きい犬種。しっかりと向き合って育ててこそ、プードルの魅力を最大限に引き出せます。