【犬の性格は奥が深い！】愛犬をもっと理解できる豆知識7選

犬は一匹一匹、性格がまったく違います。同じ犬種でも、甘えん坊だったり、警戒心が強かったりと個性はさまざま。「どうしてこんな行動をするんだろう？」と疑問に思ったことはありませんか？

今回は、そんな犬の性格に関するちょっとした豆知識を7つご紹介します。これを知っておくと、愛犬との信頼関係がもっと深まるかもしれませんよ。

1. 犬の性格は「遺伝」と「環境」で決まる

犬の性格は、親犬からの遺伝的要素と、子犬期に経験する環境（社会化）によって形作られます。例えば、落ち着きのある性格の親犬から生まれた子犬は、おだやかな気質になりやすいといわれています。

生後3週間〜12週の「社会化期」は、犬にとって非常に重要な期間。この時期に人や音、ほかの犬に触れることで、フレンドリーで順応性のある性格に育ちやすくなります。

ゴールデンレトリバー＝おおらか、柴犬＝警戒心が強い…など犬種ごとの性格イメージがありますが、実際には個体差が大きいです。「うちの子は例外！」ということもよくあります。

怖がりな子にはゆっくりと、活発すぎる子にはメリハリをつけて指導するなど、犬の性格に合わせたしつけ方が大切です。無理に矯正すると逆効果になることも。

警戒心から吠える子もいれば、嬉しくて興奮して吠えてしまう子もいます。吠え方や状況をよく観察することで、その子の気持ちや性格が分かってくるかもしれません。

子犬の頃はやんちゃだった子が、成犬になると落ち着いた性格になることも。逆にシニア犬になると甘えん坊になることもあります。成長とともに、性格にも変化があるんです。

犬は飼い主の表情や声のトーン、気分を敏感に読み取ります。不安な気持ちが犬にうつってしまい、臆病になることも。穏やかに接することが、性格を安定させる鍵になります。

犬の性格を理解することは、信頼関係を築く第一歩です。
「どうしてこういう行動をするの？」と悩む前に、その子の性格や気質に目を向けてみてください。愛犬をよく知れば知るほど、接し方や育て方が自然と変わっていくはずです。

愛犬との時間が、もっと穏やかで楽しいものになりますように。